中古マンションの見学で何を見たら良いかわからない
条件に合う物件を見つけたら、次は見学(内見)に行きましょう。
中古マンションを購入する上で、物件の見学はとても重要です。
中古マンションは新築と違って、カタログやモデルルーム、他の部屋を見て決めることができません。
「見学でどれだけ情報を得ることができるのか」が中古マンション購入を成功させる鍵になります。
本記事では以下の3点を紹介します。
- 物件見学のポイント(屋外)
- 物件見学のポイント(室内)
- 私の後悔体験談
ポイントを抑えて、有意義な内見にしましょうね
中古マンション購入の流れを確認したい方はコチラの記事を合わせてご覧ください。
中古マンションの物件見学ポイント(建物)
中古マンションの物件見学をする時、建物全体のポイントは以下の6点です。
- 雰囲気が好きか嫌いか
- 外壁の痛み具合
- 明るさや、騒がしさ
- 植栽が手入れされているか
- 駐車場
- 管理会社の品質
雰囲気が好きか嫌いか
抽象的な表現になりますが、超重要ポイントです。
見学をしている物件は、あなたがこれから一生住むかもしれない家です。
雰囲気が好きになれないようなら止めておきましょう。
外壁の痛み具合
外壁の痛み具合は必ずチェックしましょう。
パット見では綺麗なマンションでも、外壁にヒビが入っていることがあります。
こういった物件は資産価値が下がりやすいです。
集合住宅だと意識が薄れがちですが、マンションは外壁も含めてあなたの所有物になります。(共用部ではありますが)
御自身の資産価値に直結する部分なので、しっかり確認しましょう。
明るさ、騒がしさ
共用部分を歩いているときに
- 騒がしくないか
- 暗くないか
- 臭くないか
などをチェックしておきましょう。
生活環境の中でも、音と明るさは人の身体に大きなストレスを与えます。
またこういった事は「自分の意志で改善することができない」のが厄介です。
内見の際にしっかり確認しておきましょう。
可能であれば、何度か訪れて様々な時間帯でチェックできると良いでしょう。
※実際には人気物件は何度も訪問する余裕がないかもしれません。
植栽が手入れされているか
植栽が手入れされているかチェックしましょう。
植栽が枯れていたり、放置されている物件は管理組合が機能していない可能性が高く危険です。
駐車場
駐車場に停まっている車もチェックしましょう。
改造車や黒塗りの車はトラブルの素です。
管理会社の品質
これも非常に重要ポイントです。
- 掃除が行き届いているか
- 挨拶がしっかりできるか
- 怠慢な勤務態度でないか
をしっかりチェックしましよう。
特に見ていただきたいのは「ゴミ集積所が綺麗に管理されているか」です。
管理会社が良いマンションはゴミ集積所が綺麗です。
反対に荒れているマンションはやめる判断も必要です。
管理会社は、一個人の意見で変更できません。
基本的には、これからずっと同じ管理会社が管理すると考えましょう。
管理会社の質は生活の質に直結します。妥協せずに判断しましょう!
我が家は管理会社の品質も決め手でした
中古マンションの物件見学ポイント(室内)
- 雰囲気が好きか嫌いか
- 天井の高さ
- ベランダからの景色
雰囲気が好きか嫌いか
室内についても「好きになれるかどうか」は非常に重要です。
リフォームしたり、家具を入れ替えたりしたら、雰囲気は変わりますが、
根本的に好きになれない部屋は購入をやめましょう!
天井の高さ
どんなに立派にリフォームしても天井の高さは変えられません。
ベランダからの景色
ベランダからの景色も、リフォームなどで変えられない部分です。
これから長い期間観る景色です。好きになれるかどうかで判断しましょう。
中古マンションの見学時に売主さんがいる場合
見学時に売主さん(居住者)がいる場合は、積極的に質問しましょう。
むこうもあなたに家を買ってほしいので、丁寧に質問に答えてくれます。
見学時に質問したほうが良いことについては、別記事にて解説します。
中古マンションの物件を見学した時の後悔ポイント
我が家の後悔ポイントは以下の2点です。
- 西日が差す時間に見学しなかった
- 電車が走るタイミングで窓を全開にしなかった
西日が差す時間に訪問しなかった
我が家はリビングの窓(ベランダ側)が西向きのマンションなのですが、住み始めると夕方の西日がかなり強いことがわかりました。
ここに関しては、自分達の目で見ておくべきだったと後悔しました。
電車が走るタイミングで窓を全開にしなかった
我が家は駅徒歩3分の物件でベランダから線路が見えています。
見学時は冬だったため、窓が閉まっていて気づきませんでしたが、窓を全開にすると電車の音が結構します。
生活に困るレベルではないものの、部屋が静かだと少し気になります。
窓を閉めた時の気密性が高く防音機能があるとも言えますが、後悔ポイントです。
物件を見学するときのポイントまとめ
本記事では中古マンションの物件を見学するときのポイントを解説しました。
- 雰囲気が好きか嫌いか
- 外壁の痛み具合
- 明るさや、騒がしさ
- 植栽が手入れされているか
- 駐車場
- 管理会社の品質
- 天井の高さ
- ベランダからの景色
ここで紹介した、どのポイントを確認し忘れても、とても後悔することになります。
特に屋外に関することは、リフォームなど自分の努力ではどうすることもできません。
必ず物件見学の際に確認しておきましょう。
物件見学をして気に入ったら、次は「購入申し込み」をすることになります。
住宅ローンの事前審査についても、この時点で終わらせておけると良いですね。