- 夫が転勤になったらついて行く?単身赴任?
- ついて行く場合に残った家はどうする?
こんな悩みをスッキリさせる記事です。
旦那さんが転勤族の場合は、ご本人だけでなく奥様も転勤に怯えていませんか?
また転勤族の多くの人が抱えてる悩みが、単身赴任するか、帯同するか問題です。
家族にとって、どっちが良いのか選ぶのは難しいですよね。
今回はこの問題について、詳しく説明します。
夫の転勤についていく?単身赴任?選択肢は大きく2つ
夫が転勤になった際に考えられる選択肢は大きく2つです。
- 家族でついていく
- 単身赴任する
それぞれに良さも悪さもあるので、しっかり考えておきましょう。
まずは統計データを基に、みんながどうしているのかを確認してみます。
夫が転勤についていく?単身赴任?どっちが多い
世の中にはたくさんの転勤族がいますが、単身赴任と家族帯同、どちらを選ぶ家族が多いのでしょうか?
調査した資料があったので見てみましょう。
1万社の情報なので、かなり信用度が高い情報です。中身を見てみます。
単身赴任者の割合
- 国内転勤 51.5%
- 海外転勤 44.2%
国内、海外問わず、大体半分くらいの人が単身赴任を選んでいるようですね。
海外転勤の場合は簡単に行き来ができない事から、帯同を選ぶ家族が多いようです。
単身赴任を選ぶ理由
- 持ち家があったため・・・61.6%
- 子の就学のため・・・52.8%
- 配偶者が働いていたから・・・38.4%
- 地元を離れたくない・・・29.1%
- 転勤期間が不明・・・19.5%
1位は「持ち家があったため」になっています。
持ち家は手放すのに時間と労力、場合によってはお金もかかるので、とりあえず単身赴任を選ぶ人も多いようです。
転勤がある会社に勤務してみて
私の勤務先は転勤を伴う異動があるので、周囲の社員にアンケートを取ってみました。
20人の社員(私と同じ30代)に聞いてみたところ、統計調査とほぼ同じ結果でした。
- 単身赴任をする予定(している)…12人/20人中
- 単身赴任をしている人の持ち家所有者…7人/12人中
持ち家がある人にとって、転勤は悩みの1つですよね。
事前に家族で話し合っておく必要があります。
夫の転勤についていく?単身赴任?我が家はリロケーションを予定
結論からいうと、我が家はリロケーションする予定をしています。
「リロケーション」という言葉に馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
リロケーションとは、転勤などの留守宅を賃貸することです。
現在ではリロケーションを専門とする会社もあり、リロケーション市場も拡大しています。借りる側にとっては、5年定期借家であれば、5年後の更新はできませんが、2年毎の更新料がいらないというメリットもあり、賃貸物件の1タイプとして認識されてきています。
ホームズより引用
簡単にまとめると以下のような形です。
- 転勤の際は、家族帯同で転勤先に引越
- マイホームは売らず期間限定で賃貸
これが我が家の出した決断です。
リロケーションをする時は、「
リロケーションを考えている方の強い味方です。
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夫の転勤時、単身赴任する家族
まずは転勤と同時に単身赴任を選ぶ場合について検証していきます。
単身赴任の期間
赴任をする人の期間は
単身赴任をする人の期間は3年以内が70%、3〜5年が20%、5年以上が10%
労働政策研究・研修機構のデータより引用
比較的短い期間で戻ってくるとわかっている場合は単身赴任にする人が多いようです。
単身赴任を選ぶ4つのメリット
単身赴任を選ぶメリットには、以下のようなものがあります。
- 羽を伸ばせる
- 休日はゆっくり休める
- 好きなだけ仕事ができる
- 家族の大切さに気づける
羽を伸ばせる
仕事が終わって家に帰っても奥さんも子供もいない。
自由に羽を伸ばせるのをメリットと感じている人は多そうです。
休日はゆっくり休める
家族がいると休日は家族サービスと決まっているお父さん達も多いのではないでしょうか?
単身赴任していたら休日も1人。
好きなだけ休息に時間を割いてください。
好きなだけ仕事ができる
世の中には仕事が大好きな人もいます。
でも家族が待ってるから早く帰らないと、なんて考えている人もいるのではないでしょうか。
単身赴任であれば、家族は家で待っていません。好きなだけ仕事をできます。
家族の大切さに気づける
これは旦那さんだけでなく、家族全員に言えることではないでしょうか。
毎日一緒に過ごしていると、居て当たり前になってしまいがちですが、たまにしか会えないと本当に大切だという事に気づけます。
前の職場に「単身赴任をしてから夫婦仲が良くなった」という上司がいましたが、あながち間違っていないかもしれません。
単身赴任を選ぶ4つのデメリット
反対に単身赴任にはデメリットもあります。
- 生活費が二重でかかる
- 引越しが大変
- 子供の成長が見れない
- 寂しい
生活費が二重でかかる
男一人の単身生活、全然お金使わないと思っていても、出費は大きいです。
どうしても避けられない固定費もあるので、一緒に生活している時よりも貯金や投資にお金を回せなくなります。
引越しが大変
私はこれまで7回引越しをしてきましたが、引越しって非常にストレスです。
時間も労力も費やすので、できるだけしないほうが楽です。
子供の成長を見れない
私は子供が1歳半なんですが、子供の成長って本当に早いですよね。
出張や帰省で1週間一緒に居られないだけで、凄く成長していて、嬉しいような悲しいような。
単身赴任をすると、お父さんは子育てに参加できません。
成長を見れないのは結構もったいないです。
寂しい
単純に寂しいです。
たまに奥さんと子供が帰省しているだけで寂しいくらいなので、数ヶ月、数年なんて寂しすぎますよね。
夫の転勤時、ついていく家族
約半数の家族は旦那さんが転勤が決まったら帯同しています。
帯同するメリットとデメリットを紹介します。
転勤に帯同する2つのメリット
- 生活費が二重にならない
- 家族の絆が深まる
生活費が二重にならない
経済的な理由で帯同を選ぶ家族も多いです。
単身赴任では生活費が倍近くなる家庭もあるようなので、ここは非常に重要です。
家族の絆が深まる
これが最大のメリットです。
住み慣れない土地、職場で不安のお父さん、でも家族と一緒だったら凄く安心だと思います。
私はこれまで何度も転勤しましたが、奥さんが一緒に着いてきてくれたので、新しい環境を楽しめていました。休日も一緒に出かけられるので刺激的です。
お子さんがいる家庭だったら、子育ても一緒にできるので奥さんも安心ですね。
転勤に帯同する2つのデメリット
- 子供の就学環境が変わる
- マイホームをどうしたら良いかわからない
子供の就学環境が変わる
お子さんが就学していた場合は、転校する必要があります。
手続きの面倒臭さもありますが、何よりも子供にとって転校はストレスになります。
新しい環境に馴染めなかったら、その後の人生にも影響が出ます。
帯同する時は、お子さんの心のケアが必要です。
マイホームをどうしたら良いかわからない
マイホームを持っていた場合、どうして良いかわからなくなってしまう家庭も多いようです。
結局、売却する事もできず、住宅ローンと家賃の二重払いで苦しむというデメリットがあります。
単身赴任をする理由の6割が「持ち家がある」となっている事から、マイホームが足枷になって、帯同ができていない家族が多いように感じます。
夫の転勤についていく場合、マイホームの選択肢
マイホームを所有している人が、転勤に家族でついていく場合に考えられる選択肢は大きく2つです。
- マイホームを賃貸に出す
- マイホームを売却する
マイホームを賃貸に出す場合は、「マンション貸す.com」が非常に便利です。
「マンション貸す.com」はWEB上の操作で、マイホームを貸し出した場合の家賃相場が分かります。
そのまま仲介業者に依頼することも出来るので、時間がない転勤間際には大活躍です。
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結局、夫の転勤についていく?単身赴任?
単身赴任、家族帯同、どちらも一長一短で、どっちが正しい決断とも言えないです。
我が家では、ここだけは譲れないという意見を出し合ってみました。
以下のとおりです。
- 子育ては2人でしたい
- 子供の成長は見逃したくない
- 生活費は押さえたい
- マイホームは出来れば売りたくない
この4つは譲れないとした上で、リロケーションをする事にしました。
大切なのは、夫婦で譲れない条件を順番に出し合う事です。
お互いの優先順位の高いことを実現しましょう。
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夫が転勤になって時についていくか│まとめ
賃貸に出すなら中古マンションがオススメです。
なぜなら一般的に中古マンションには以下のような特徴があるからです。
- 駅チカ物件が多い
- 間取りが一般受けする
- 管理が楽